ブランドストーリー ーBrand Storyー

SYANTOの成り立ち

病気と向き合うことでたどり着いた、人々の健康へ啓蒙するスマホリング

病気と向き合った過去

SYANTO創設者の海谷は幼少期より運動が大好きだったが、体を無自覚に酷使しい続けていたため、年齢を重ねるにつれて腰椎分離症と側弯症に苦しむことになる。その改善のため、海谷は体のメンテナンスに深い興味を持ち始めた。

50代から鍼灸医療と運動学を各種専門学校と実践で本格的に学び、体のプロになることを決意。鍼灸の国家資格を取得後、パーソナルトレーナーとしての資格も取り、人間の体が本来持っている力を引き出すために鍼灸だけでなく、様々な角度から研鑽を重ね、自らの腰椎分離症や側弯症の改善に成功した。

理念の確立

自身の故障と治療の体験から、「年齢は単なる数字。正しい知識さえあれば、誰でも、明るく、健康で、美しくなれる」ことを強く感じ、その3つをモットーに“あけび”動作の学校を設立。

自分の体のことを正しく理解するために、「Do2W(後述)」の考え方を体系化。Do2Wのメソッドを生かして、商品を開発し人々の健康に役立つものを作りたい。現代の人たちが最も利用しているスマホリングで何かできることはないか?と考え抜いた末に立ち上げたのが「SYANTO」である。SYANTOには、人々の姿勢をシャンとさせる(正す)という意味が込められている。

Do2Wの体系化

何事にも"偏りがち"な現代人へ

Do2W

Do2Wは「Do:行う + 2W:二元性があり2通り存在する」の略語であり、2元動作学とも言い換えることができ、下記が重要であると考える。

  1. 動作の蓄積が人を創る
  2. 動作は2元で創られる
  3. 動作の2元のバランスが健康を創る

例えば図中の人々は、下記のような状態である。

青い人:集中・力が入っている状態。
赤い人:解放・力が抜けている状態。

現代人は特に青い状態が続きがち。本来はどちらの状態も使い分けること重要で、片方しかできない状態が続くことにより、様々な問題が発生してくる。

スマホの現代病

もはや生活と切り離すことはできなくなった「スマホ」。しかし、スマホの操作も、二元性が偏り丸まった状態で使い続けていることにより、近年 "現代病" と呼ばれる病が徐々に私たちの生活を蝕み始めている。

「スマホ指」や「ストレートネック」もその1つ。身体は全て繋がっているため、こういった局所的な不調は、いずれ全身へと悪影響を及ぼし、思考レベルにまで影響を及ぼす場合もある。

「たかがスマホの使い方が」と思うかもしれないが、こういった小さなことの積み重ねにより、私たちの体は出来上がっていることをご理解いただきたい。

全ての方へ届ける

SYANTOは「平等」の観点でも取り組んでおり、上記のような現代病に悩む人に救いの手を差し伸べるだけでなく、身体的に様々な状況に置かれた人でもスマホを同じように使える未来を目指している。

例えば、麻痺患者の方は非常に握力が弱く、スマホ等を落としやすい。しかしながら、SYANTOならポケットやカバンからでもぎゅっと握ることで、楽々取り出し・把持できるような、真にインクルーシブな設計となっている。

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